西の奥、灰のアナタへ。
(ある日のことです。一人の薔薇売りの女性がいました。薔薇は綺麗なのに誰もが知らないふりをするのです。そんな中、彼女を気にする男性がいました。
薔薇の棘が刺さった時、彼は丁寧に手当てをしてくれました。
彼女はいつの間にか彼に惹かれていたのです。生まれて初めて「幸せ」だと感じたのです)
これ以上のことはない
アナタに恋心を抱くのは、それ以上の価値はない(アナタしか見れない)
(私は、アナタを思えて幸せに思います。そして、アナタを想うこと以外は、私の中で価値がないのです。)
気がついたら私の心はアナタだけを見ていた
それでも伝わらないのなら
そこに重点を置き
知らない間に蝕まれていくもの
(アナタに私の気持ちが伝わらないのなら、なぜ伝わらないのかを思考して、想いが届かない苦しみの中を彷徨うのでしょう。)
会いたい。
誰よりもアナタを見ていたい
それがアナタの心を蝕むのなら
これ以上悲しいことはない
(私がアナタを好きになることによって、アナタが幸せになれのないのなら、とても悲しいです)
それでも、西の奥、灰のアナタへ。駆け引き凍らす
(例え、報われなくても良かったのです。彼女は、彼に会うことを生き甲斐に薔薇を売っていました。けれど、いつしか彼は彼女を暴力するようになっていたのです。「お前が生きているせいで」と彼は言って咄嗟に口を閉ざしました。
彼の住んでいる北の土地に薔薇を売る行為は、彼を傷つけているのだと、彼女は哀しみました。)
売り人は、その身を削った
愛するアナタを見失うことは自分の命を絶つと同じこと
(私は街へ出て薔薇を売っていました。けれど、酷い屈辱を受けました。
そして隣にいたアナタさえ私を、嘲笑いました。
彼女は涙を流し「アナタを傷つけてごめんなさい。」と、口にして、
薔薇の楽園にそっと火を付けたのです。もう薔薇を売ることはできないと彼女は悟ったのです。私は意識が朦朧とする中、あの日のアナタの幻想を探しています)
それでも伝わらないのなら
そこに重点を置き
知らない間に蝕まれていくもの
(私はアナタに何かを伝えたかったのです。そしてジワジワと皮膚が焼ける中、アナタのことを、ひたすら思考していたのです)
淋しい。
アナタとの距離感が掴めない
最終的には結局、私の幸せはアナタが生きていることで満たされる
それでも西の奥、灰のアナタへ。駆け引き凍らす
いつしか、かけがえのないモノを忘れた時に気づく
だから、人は成長したて(で)止まる 痛みを闇に隠そう
私がアノ場所で灰になっても アナタへ、幸せでいてね。
そして誓う。アナタが灰になれど
私は西のとある場所でアナタを失った哀しみ償う
西の奥、灰のアナタへ。
(アナタは人々に認められるようになりました。出会った頃とは全然違うね。けれど、それと同時にアナタは深い絶望を見たのでしょう。
アナタの備わっている“悪”が私を、苦しめていきました。けれど、それでも良かったの。だから痛みを隠すことにしました。出会った頃のアナタの手の温もりが、とても嬉しかったみたい。
私は西の奥にある薔薇の楽園で、薔薇とともにジリジリと皮膚が焼かれ、最終的には灰になりました。
アナタへの幸せを願い。【私が生きていることに価値がないことに気づいていたのです】
アナタが、いつか灰になる日が来れば私はアナタに冥福を祈る。西の奥、灰のアナタへ。)
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